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​参鶏湯

栄養満点スタミナ食の参鶏湯

参鶏湯はひな鶏の中にもち米、高麗人参、なつめ、ニンニクを入れじっくりと煮込んだ料理です。1766年の書物「増補山林経済」に紹介されていてる軟鶏蒸(ヨンゲチム)は、ひな鳥のお腹に具をつめてじっくり煮込み、しょうゆとゴマ油で味付けするもので、これが参鶏湯のルーツだと考えられています。

豊富なたんぱく質と必須アミノ酸の宝庫である鶏肉と、滋養強壮で知られる高麗人参やナツメ、ニンニクなどの栄養素が溶け込んでいる、おいしくて栄養たっぷりのスタミナ食です。
食べ方のバリエーションも色々あり、ご飯をさらに加えて雑炊にしたり、麺を加えてもおいしくいただけます。高麗人参の香りが苦手な方はカレールーを加えて栄養たっぷりのチキンカレーとしても楽しんでいただけます。

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三伏(サムボク)の日は参鶏湯!!

韓国には熱を以て熱を治めるという四字熟語、以熱治熱(イヨルチヨル)という言葉があります。すなわち「暑さからくる食欲不振などを熱い料理を食べて乗り切る」という考えでまさに参鶏湯は以熱治熱の代表料理です。

日本で土用の丑の日にうなぎを食べるのと同じく、韓国でも参鶏湯を食べる日があることをご存知でしょうか?韓国では陰暦の6月から7月(現在の暦だと7月から8月)にかけて伏日(ポンナル)と呼ばれる日が3日あります。(三伏サムボクとも呼ばれる)この3日間は参鶏湯を食べ気力を養う日文化があり、日本の土用の丑の日にうなぎ屋に行列ができるのと同様、韓国の参鶏湯屋さんにも長蛇の列ができます。
日本の文化と韓国の文化、両方を取り込み夏はうなぎと参鶏湯を食べれば夏ばて知らずですね!

本場の味を再現!レトルト参鶏湯

日本人が好きな韓国料理、第一位こそ参鶏湯です。そして韓国に遊びに行ったら絶対参鶏湯を食べに行く!という方も多いと思います。本場の参鶏湯の味は韓国に行かないと味わえないと思っている方も多いと思いますがそれは大きな間違いです!

現在レトルトの参鶏湯の品質が向上し、また多くの種類の参鶏湯が韓国から輸入されており、ご家庭で温めるだけで本格的な参鶏湯が食べられるようになっています。鶏一羽まるごと入っているものがお勧めですが、手軽に食べれるよう2分の1(パンマリ)サイズのものもありますので、ぜひインターネットやお近くの韓国食材店でお買い求めください。冬場になるとスーパーでのお取扱いも増えるので、もしかしたらご近所のスーパーにもあるかもしれません。

韓国農水産食品流通公社への
お問い合わせなどお気軽にご相談ください。

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